これから書こうとしているのは、一般の方々よりは着物を着る機会が多いと思われる(^_^)店主とその家族の着物生活の実態です。
人柱的実験や、究極のズボラもやっていますので、参考になさる方は自己責任でお願いします。
店主の着物生活の必須アイテムは
「そうび」・「パールトーン」・「ローズカラー」です。
「そうび」 そうびは、強力な防虫、防カビ能力に除湿脱臭能力をプラスした新しい保存剤です。
正絹の着物の大敵は湿気、カビです。
経験上、正絹物が虫に喰われることは絶対ではありませんが、少ないです。
ウールは虫に喰われる危険性大です。今ではほとんどウールものは持っていないのですが、以前はウールと正絹ものは箪笥を別にしてウールには強力な防虫剤を入れていました。
店主の箪笥の引き出しは浅いのですが、一段に「そうび」の有効期間に半年の差のあるものを1枚づつ入れてあります。そして1年経ったものは廃棄して新しいのを入れています。(「そうび」では有効期間は開封後約6ヶ月となっています。)
それでもなにかの事情でカビ臭くなったりする物もあるのですが(^_^;、その時は新しい「そうび」を着物の入った文庫紙に入れておくと(この時「そうび」が直接着物に触れないようご注意下さい。)2ヶ月くらいでカビ臭さは消えます。
カビ臭さが取れたからといって、カビが死滅したとはいえませんが、店主の場合そのままでも被害甚大になったような経験はありません。
※お客様には万全を期して、早急な調整屋さんでのカビ取り、カビ止め加工をお薦めしています。
この時大切なのは、カビ臭くなった着物が入っていた文庫紙は捨てて新しい文庫紙と交換することです。そうしないと文庫紙にカビの胞子が残っていてまたカビが繁殖することになります。
「パールトーン」 店主や家族の着物には木綿や何枚かの紬を除いてすべてパールトーンをしています。着る機会の多い者にとってはパールトーンの気軽さ、安心感は絶大です。日々の汚れも水溶性の物なら濡れタオルや水で大体は落ちますし、ちょっとした油性の汚れもベンジンで取れます。このケアをするために裏地にもパールトーンをしています。そして、シーズンオフにまとめてアフターケアに出しています。
「ローズカラー」 は、志野久美子さんという方が発案された、長襦袢の衿部分と本体をナイロンファスナーで着脱可能にし、半衿を付けたままの衿部分だけを本体からはずして洗えるという裁縫嫌いには夢のような商品です。
普通のお仕立てをしたお手持ちの長襦袢にも加工が可能です。
現在、店主と息子の長襦袢は順次ローズカラーに改造中で、今後作る長襦袢もすべてローズカラーにする予定です。
女性陣はプライドにかけて(^_^;ちくちくと半衿換えを実行。必至に抵抗中です。
ローズカラーはファスナーが共通なので息子と衿を共有してます。
男物は着物の色によって半衿の色も変えるのでとても便利です。
単衣襦絆の場合も、衿部分さえ余分に作っておけば塩瀬、絽どちらの半衿でも着る時に選んで簡単に換えられます。
また泊まりがけの時などは、余分に半衿部分を持っていって汚れたら取り替えて、ハズした衿だけ洗っておけばOK!
店主と息子は徹底的にずぼらをきめこみますので半衿はポリエステルのものを付けてあります。
女性用の白衿には洗える正絹半衿を付けています。