柿タンニンやシブオールといった渋成分の多い品種の、青い未熟な果実を突き臼で砕き、樽の中で二昼夜ほど発酵させ、圧搾して得たものが柿渋です。
木や布や紙の染料、補強剤、防腐剤、防水剤として用いられてきました。
私共には、伊勢型紙の地紙製造に使用されてきたことで有名です。
また民間薬としてはヤケド、シモヤケ、下痢、打ち身、血圧降下に効くとされています。
近年では自然志向の高まりもあり、染料や塗料として用いられ、見直されています。
柿渋染めの布製品も多く出回っています。
また、シックハウスの原因であるホルムアルデヒドを吸着する作用があることがわかり、塗料として再評価されています。