日本は元来絹と麻の国でした。
なかでも絹は人間の肌と同じ成分(タンパク質)でできている肌にとても優しい繊維です。
また吸湿性、透湿性(通気性)、保湿性、保温性など複雑な性質ををバランス良く保ち、人に快適な環境を提供してくれます。まさに天の恵みとしか言いようがありません。
高価であるとか、弱いという欠点もありますが、店主にとって絹はそれらの欠点を補って余りあるものです。
こちらでは、店主が着用していて強く感じている絹の長所について述べます。
なお絹の特性については『独立行政法人「農畜産業振興機構」シルク情報のページ』に詳しく解説されていますので参考になさって下さい。
夏は涼しく、冬は暖かい
絹の着物が暖かいという意見には大抵の方に賛成して頂けると思います。
しかも一見矛盾したような、夏には涼しく感じる機能が吸湿性、透湿性(通気性)で実現されます。衣服の中にたまった湿気を吸収して、さらっとした着心地になるのです。
抗菌性があり、雑菌の繁殖を防ぎ、防臭効果があります。
綿の場合、保水性が高く雑菌の繁殖の元になり、異臭が気になる場合がありますが、絹には抗菌効果もあり防臭効果が高いと思われます。下着などの場合には重要な効果だと思います。