普段着
朝晩がめっきり涼しくなってきたので、普段着をトキワの麻混木綿「風凛館」から「片貝木綿」に替えようかと思っていたんですが、天気予報によると明日も日中は三十度を超すとか。
「文人ゆかた」くらいにしとこうか。
なにしろ暑がりなんで・・
しっかし、これだけ温暖化が進むと袷を着る時期がますます短くなるなー。
まぁ店主はもともと普段着は四月や十月にも単衣を着たりするんだから関係ないんだけど。(^_^; 「単衣普及運動?」(^^ゞにますます力をいれます。
朝晩がめっきり涼しくなってきたので、普段着をトキワの麻混木綿「風凛館」から「片貝木綿」に替えようかと思っていたんですが、天気予報によると明日も日中は三十度を超すとか。
「文人ゆかた」くらいにしとこうか。
なにしろ暑がりなんで・・
しっかし、これだけ温暖化が進むと袷を着る時期がますます短くなるなー。
まぁ店主はもともと普段着は四月や十月にも単衣を着たりするんだから関係ないんだけど。(^_^; 「単衣普及運動?」(^^ゞにますます力をいれます。
【先染牛首紬】
現在牛首紬は年間約5000反織られているといわれていますが、
そのうちの一割が先染めの製品になり、あとは白生地として出荷されます。
先染藍染縞着尺
牛首紬の玉繭からできる小節には、布に与える表情の面白さがあります。
また繭から直接糸を引き出す「のべ引き」により、生地に独自の光沢がある個性的な風合いになります。
牛首紬の藍染縞着尺は、生地にしっかりとした光沢がありますので女らしさと品格があります。
白山工房の草木染めには以下のような原料が使われます。
黒百合(緑・ピンク・茶・黄・紫・鼠など )
黄蘗(黄)
梔子(ベージュ)
やしゃだま(ベージュ)
みやまかわらはんのき(オレンジ)
苅安(黄)
蘇芳(赤)
茜(赤)
当店では、スガ縫い附下げ、道行、名古屋帯等を取り扱っております。
留袖も扱っておりますが、入荷はまれです。
左の写真は別誂えの色絵羽道行コートの部分拡大写真です。
大小三羽の孔雀が刺繍された豪華な道行です。
江戸刺繍、京繍い、近江刺繍とならび金沢市、能美郡辰口町、石川郡美川町で行われる手刺繍です。
*加賀繍いは平成3年5月20日国の「伝統的工芸品」に指定されました。
加賀繍いには伝産協会が発行する伝統証紙と石川県加賀繍協同組合が発行する証紙が付いています。

【加賀繍の特徴】
加賀繍は、絹糸や金糸、銀糸を巧みに使って絵画的な文様を立体的に自由に表現する。
繍技法としては、立体感を表現する「肉入れ繍」や上品な「ぼかし繍」が特徴です。
伝統的な技術・技法を駆使してひと針ひと針丹精につくられます。
【加賀繍の歴史】
加賀繍は室町時代初期に、加賀地方への仏教の布教とともに、
主に仏前の打敷や僧侶の袈裟などの装飾の技法として京都から伝えられました。
天正12年、佐々成政を破った末森城の戦いの時、まつが武運を祈り
利家の陣羽織の内側に「馬」の文字を左右逆に刺繍したと伝えられています。
(縁起のよい「左馬」の由来については諸説あるが、北陸では「右に出る者なし」の説が採られている。)
刺繍が得意だったまつは、城内のお女中たちに刺繍を教え、
加賀花丸紋 など繊細な加賀繍の技を育てたといわれている。
藩政時代に入り、加賀繍は藩主の奥方たちの着物にも用いられるようになりました。
文化学問を重んじ奨励した加賀藩の歴代藩主の手厚い保護により、
「加賀友禅」「加賀金箔」と並ぶ「加賀繍」として、独自の発展と完成を遂げました。
【基本的な繍い技法】
点を表現する相良繍、線を表現するまつり繍、布目を飛ばしながら線をいれる「菅繍」、
平面を立体的に埋め尽くす「繍いきり」、立体を表現する「肉入れ繍」など15種類が基本。
【リンク】
当店のゆかたの仕入れのポイントは
良質の生地であること(これは重要です。安っぽいヨレヨレの生地は寝間着に見られてしまう危険性があります。)
できれば本染めであること。『なぜ両面染めるのか』
の二点です。
以上を満たせばメーカー(ブランド)にはこだわらず、良い柄を選ぶよう心がけています。(現状では三勝、源氏物語の綿麻の本染めを仕入れる事が多いです。)
綿麻は、吸水性に富み着心地の良い綿と、ハリのある麻の長所を取り入れた生地です。木綿の平織りよりしっかりした感じがあり、洗濯後のヘタリ感が少ないのが特徴です。
以前「祭りが終わると、踊る時に着たゆかたが捨ててある。」などという記事を目にしたことがありますが、そんな悲しいことがないようお客様に愛着を持って着ていただける本物のゆかたを扱いたいと思っています。
お宮参りは赤ちゃんが生まれて初めて神社にお参りする行事です。 昔は、氏神さまに新しい氏子として認めてもらう儀式であり、お産の忌明けの儀式でもありました。 現在では赤ちゃんが無事に生まれた感謝と、健やかな成長を願う行事となっています。 お参りの時期は、男の子では生後31日目、女の子では32日目となりますが、 百日参り(ももかまいり)といって100日目にお参りするところもあります。 赤ちゃんやお母さんの体調と相談して天候や休日等の都合に合わせれば良いでしょう。
お宮参りの装い
男の子は羽二重の紋付でおめでたい絵柄の熨斗目模様、女の子は訪問着風の祝着(一ツ身)が本格的です。
赤ちゃんはでんちセットやベビードレスを着て帽子、涎掛けを着け、その上に祝着を掛けます。
祝着の紐を赤ちゃんを抱いている人の肩から背中に回し、後ろで結びます。地域によっては、この紐に扇子や犬張り子、でんでん太鼓などをぶら下げ、縁起をかつぎます。
赤ちゃんを抱くのは通常夫の母です。これは「産の忌み」だとか、産後の女性に無理をさせないためとか言われています。
現代では、この付添人は近親者のだれかに頼む場合もあります。
両親・祖父母の装い
母親も祖母も紋服が正式ですが、黒留袖や色留袖でなくてもかまいません。
最近では無地一ツ紋、訪問着、附下げなどをお召しになる方が多いようです。
ローズカラーは志野久美子さんという方が発案された、
長襦袢の衿部分と本体をナイロンファスナーで着脱可能にし、
半衿を付けたままの衿部分だけを本体からはずして洗えるというアイディア商品です。
ローズカラーはファスナーが共通なので、男物の長襦袢で突然半衿の色を変えたい時や、単衣襦絆で絽の半衿と袷用の半衿を急遽換えたい時などに衿部分さえ余分に作っておけばすぐ取り替えられて大変便利です。
お客様から伺った話では、着物で旅行される時は、以前は何枚か半衿を重ねて付けたり、少し半衿が汚れていても我慢したり(^_^;していたが、ローズカラーのおかげで色衿を気軽に取り替えたりおしゃれに気を使えるようになったとのことでした。
我が家では男物の長襦袢は大抵ローズカラーにしているので店主と息子の半衿が共用できて重宝しています。
◆すでに仕立上がった長襦袢もローズカラー加工できます。◆

作家:水谷 澄正

石川県加賀(金沢)地方で染められる、型紙を用いた染物です。
加賀小紋は制作過程で板を使用するので板場友禅とも呼ばれ、
また型紙を生地の上に置き、染める技法なので型友禅とも呼ばれています
現在、加賀小紋と呼ばれるものには2つのタイプがあります。
一つは加賀藩前田家の武士の裃に用いられたもので、「加賀伝統小紋」といわれる江戸小紋と同じ技法で作られるもの、
もうひとつは明治以降始められた写し糊の技法による京の友禅小紋に習って始められた「友禅小紋」といわれる多色使いのものです。
当店では、「伝統小紋」を中心にお取り扱いいたしております。

(協)加賀染振興協会発行「板場友禅証紙」 経済産業大臣指定「伝統証紙」
中 儀延(1895~1981) 昭和53年7月13日石川県指定無形文化財

日本工芸会正会員、坂口幸市さんの加賀伝統小紋変わり塩瀬の染帯です。
型紙は明治から大正頃の古代型で、故・中儀延氏も使っていたとか。
ヘタッピーな撮影技術で、36本極毛万を撮影したつもり(^_^;)
予想通り見づらいことに。スミマセン。
この商品は、ブランドシルク「新小石丸」に36本極毛万譜立割を染めたものです。
ここまでくると細すぎて、本当に36本?などと疑って拡大鏡で見ようなどという気も起きません。
江戸小紋は精緻さを愛でる商品ではありますが、色目がものをいう商品でもあります。
こちらは裏に薄いグレーをしごいてあり、その微妙な色合いが単色の型染めにありがちな薄っぺらさを免れています。
しかもコントラストが強すぎないので、縞ものをじーっと見つめる時によくおきる目の痛さも少ないです。
店主の暑い時の下着は楊柳本麻下着、長襦絆は洗える絽正絹襦絆です。
暑がりの寒がり、しかも蒸れる感覚がすごく嫌いなので素材にはこだわります。
というより、年のせいで体温の調整がききにくくなっただけ?(泣き)
下着は楊柳本麻の下着とステテコ。麻なので汗をよく吸い、手もみ楊柳なので肌触りがさらっとしていて柔らか、しかも軽くて着心地抜群です。(ライバルとして、絹の下着という選択肢もあり。)
襦絆は麻の襦袢も涼しいのですが、正座をすると着物に噛みつく(^_^;ことがあるので洗える絽の正絹にしています。(着物が太物の場合、裾さばきがイマイチというのもあるので)
「洗える」とはいうものの、家ではめったに洗いません。面倒すぎるし、どうもピシッと仕上がらないのでクリーニング屋さんまかせです。(水洗いでないと汗は落ちませんが)
しかし、今のクリーニング屋さんに出逢うまでは白い襦絆が薄鼠色になって返って来たり、縮んでよれて返って来たりしたこともありました。
今夏から久留米かすりのゆかたを本格的に扱うことにしました。
従来から男物として『文人ゆかた』は扱っていたのですが、女性向きの柄は初めてです。
今夏は、琉球階段、琉球箱柄、琉球中柄、琉球小柄のベージュ地を中心に揃えました。
こういう柄なら「大人のゆかた」としてだけではなく、「うそつき」や襦絆を着てカジュアル着物としてお召しになっても良いのでは?という提案に多くのお客様のご賛同をいただきました。
当店ではゆかたの次としてのカジュアルな着物を探しているので意を強くして、より良い柄の商品を探したいと思っています。<
絹大好きおやぢの店主が持っている太物といえば、「文人ゆかた」と「片貝木綿」、「綿麻ゆかた」くらいでしょうか。地元の業者の間で、幻の牛首紬と呼ばれているのが加藤機業場の牛首紬です。
なぜ幻かというと、まず生産量が極端に少なく、年間250反ほどしか生産されていません。
極端に生産量が少ないのは、
国産繭にこだわり、
経糸に上繭の、緯糸に玉繭の、『のべ引き糸』を100%使用しているからです。
また、糸作りから織り上げるまで、すべての行程をひとつ屋根の下で、
昔ながらの手間のかかる伝承の手技によっているからです。
当店ではしけ引きの他、本藍染・江戸小紋・加賀友禅・蝋纈など各種加工の
訪問着・附下げ・小紋が少しずつ不定期に入荷しています。
別誂 牛首紬しけ引染めは、数少ない「しけ引き」の職人による手染めです。
写真で玉繭の節がお判りいただけるでしょうか?不規則に織り出される玉繭の節こそ牛首紬の特徴の一つです。
そして、その玉繭がほっこり感と、「釘抜き紬」とまでいわれる牛首紬の丈夫さの象徴なのです。


9月の展示会でのおやぢと娘のいでたちです。
両方とも単衣の御召に半衿はローズカラー衿を使っています。
娘の御召は洋服感覚でということで、あえて地味めのを選んだので半衿でちょっと若さを。こんな時も何本か衿を作ってあるとすぐ取り替えられて本当に便利です。ファスナーがもう少し柔らかければ満点なんですが・・・
そろそろ今夏の浴衣や夏物が入荷し始めました。
この夏御召は、細くてしなやかな絹糸を使用していて、手触りが薄くシャリ感があり、かつ生地がしっかりしてます。
浴衣を何回か着なれて、ちょっと上の着こなしを目指すお若い方に好評です。
夏御召は薄くてもシボがかかっているため、適当に張りがあり、体の線がストレートに出ず全体に直線的なラインになって着姿がスッキリみえます。
夏の着物と言えば、すぐ上布が浮かび、ざっくり、ふわっと着た感じや、適当なシワがいかにも涼しげに見える着物です。
当店で扱う夏御召は、シャリ感、ハリが強く、薄手に仕上げられているので上布を纏っているような感覚でお召しになれます。
上布がお好きだったお客様で、メンテナンスの面倒さに閉口して夏御召派になられた方もたくさんいらっしゃいます。
連休前に入荷した夏物の一枚で「夏上布」「絹ばしょう」とラベルにはあります。(^_^;
上布と言うより「麻!」という質感ですが、以前にも何枚か仕入れたことがあり、お買上げのお客様にはご好評で、今回もう少しお安く値付けができる価格だったのでまた仕入れてみました。
(男物にもこれくらいハリのあるのがあればいいなぁ。)
これだけ素朴な味わいがでていて、しかも正絹となれば絹大好きおやぢとしては「夏のお薦めきもの」にもってこいです。
夏の絹物というと汗やメンテナンスのめんで敬遠される方もいらっしゃいますが、パールトーンをしておいてシーズンオフに汗抜きに出せば、かえって面倒はないと思うんですが、いかがでしょう?
むすめから「しっかり水通ししてって頼んどいてね。」と厳命を受けた(^_^;) 紺仁の綿麻紬が水通しから帰ってきました。
水通し後引っ張らないでと念押ししたので、ふわふわの丸巻き状態で戻ってきました。
当店では木綿は一度プロによる水通しをしてから単衣仕立てをします。
一度水通しをしたからといって、あとは縮まないというわけではありません。
基本的に、木綿は水を通す度に多少縮みます(縮む度合いは糸質、織り方によります)。はじめに水通しをしておけば、その後大幅には縮まないというくらいに考えた方が賢明です。
とことん水通しをしておけば?と言う考え方もありますが、ある程度の色抜けもしますし、ものによっては、「新品感?」がなくなる場合もあり悩ましいところです。
しかし店主が思うに、もともと木綿の着物は多少縮んだり、膝やお尻の部分が少し出たりしても、あまり神経質にならずに着る着物ではないでしょうか。
それより、ジーンズのように肌に馴染む心地よさ、扱いの気軽さを楽しむ着物との割りきりも必要なのでは?